カモの見つけ方

ポーカーではカモのことをフィッシュと呼びます。意味はカモもフィッシュも同じですが、舐められたくなければフィッシュ、初心者のフリをしたければカモという言葉を使いましょう。

周りも見渡してフィッシュがいないのなら誰がフィッシュなのか明白である」という格言がポーカーにはあります。もちろん始めたばかりでは誰がフィッシュか分からないと思います。その場合は、あなたがフィッシュということですが…。今回はフィッシュの特徴と見つけ方を紹介します。

フィッシュの特徴

確実にフィッシュと言えるプレイヤーの特徴は5つあります。

覚えておくべきフィッシュの特徴5つ
  • 期待値が計算できていない
  • 弱いハンドでコールし過ぎる
  • 不利なボードでも勝とうとする
  • 相手の強いアクションを信用しない
  • ミニマムレイズをする

 

期待値が計算できていない

期待値 が計算できていない人はフィッシュです。分かりやすいのは ターン での コール です。 ターン では、それまでのアクションでどちらのハンドが強いのかある程度、想像することが出来ます。さらに、残る コミュニティカード は リバー で表示される1枚だけなので、逆転できる可能性も明確になっています。

ターンでベットされて現状負けていると確信している場合に考えること
  1. 相手の ハンドレンジ を想定
  2.  リバー で逆転できるカードの枚数を数えて勝率を計算
  3.  ターン で コール するのに払うチップと、逆転した時に得られるチップ量が割に合うのかを計算

もし ベット している人がフィッシュでなければ、 コール することが割に合わないように計算してベットしています。つまり現状負けているドローハンド で ターン で コール する人はフィッシュである可能性が高いです。(ただし ポット が小さい場合は除く)

他にも、10BB以下なのに ローポケ でフロップコールする人などが当てはまります。

ポーカーは 期待値 のゲームです。このプレイを見たらフィッシュであることは間違いありません。

 

弱いハンドでコールし過ぎる

弱いハンドで頻繁にコールする人はフィッシュである可能性があります。

フィッシュのプレイ
  • 現状負けている
  • セミブラフもしない
  • オッズに合わないベットをされる

でもコールする

このようなプレイを2回以上しているプレイヤーがいたら、フィッシュだと思って間違いないでしょう。フロップ以降で強ければしっかりベットしましょう。負けているハンドでフィッシュがいくらでもコールしてくれます。

 

不利なボードでも勝とうとする

ストレートやフラッシュの可能性があるのにワンペアだけで大きなポットに参加してしまう人がいます。特にタイトプレイヤーに多いです。プレミアムハンドでもヘッズアップの勝率は80%で3人戦だと70%ほどですので、必ず勝つわけではありません。不利なボードでは潔くフォールドするべきですが、フォールドできずに大きなポットにしてしまうフィッシュが多いです。

プリフロップでこのようなフィッシュが参加するのであれば、ハンドレンジを多少広げてでもコールしましょう。フロップが噛み合えば簡単にチップを増やすことが出来ます。

 

強いアクションを信用しない

強いアクションとは リレイズチェックレイズ のことです。このようなアクションは相手が非常に強いハンドを持っている可能性があります。相手の強いアクションを信用せずに、 コールリレイズ をするプレイヤーはすぐにチップを失います。

ポーカーは相手がブラフかどうかを当てるゲームではなく、強いハンドでポットを大きくして、弱いハンドではポットを小さくして、チップを増やすゲームです。自分が強くもないのに大きなポットをプレイしてはいけません。

相手の強いアクションを信じないフィッシュがいたら、ハンドレンジを広げてプリフロップでコールしましょう。フロップで噛み合えば積極的にベットをして、相手からチップを全て奪いましょう。

 

ミニマムレイズをする

ミニマムレイズとは最低額のレイズ(ビッグブラインドと同額)をすることです。レイズ額としては非常に小さく一般的ではありませんが、フィッシュのプレイでよく見かけます。ミニマムレイズをする目的は2つあります。

フィッシュが考えるミニマムレイズの目的
  • ドローハンドなので役が完成するまでは大きなポットにしたくないけど、弱く見えないようにベットしたい
  • 大きなハンドが出来たので少しでも相手からチップを引き出したい

ミニマムレイズを頻繁に行う人はドローハンドの プロテクションベット である可能性が高いです。今までミニマムレイズを全くしてこなかったのに、突然ミニマムレイズをする人は、大きなハンドが出来ている可能性があります。

どちらも目的がバレた時点で、相手に自分の手札を教えているのと一緒です。このプレイを見たら、他にもミスプレイがあるはずなので、プレイスタイルを見抜きましょう。

 

フィッシュとは言い切れない特徴

よく混同されるのですがフィッシュとは言い切れないプレイがあります。フィッシュも同様のプレイをしますが、必ずしもフィッシュとは言い切れないので、結論としては先ほど述べたフィッシュの特徴をしっかり確認しましょう。

フィッシュとは言い切れない特徴3つ
  • プリフロップ参加率が高すぎる
  • リンプインする
  • チェックコールを多用する

プリフロップ参加率が高すぎる

フィッシュの多くは、プリフロップでの参加率が高いです。しかし、上手いプレイヤーの中でもあえてプリフロップの参加率を高くしている人もいます。そのようなプレイヤーはフロップ以降の押し引きが上手いので、フィッシュとは限りません。フィッシュと思って戦うとチップを奪われることになるので気を付けましょう。

 

リンプインする

プリフロップでベットせずに リンプイン してフロップを安く見に行こうとするプレイもよくフィッシュがやります。しかし、フィッシュだと思って大きくベットすると、リレイズされることがあります。フィッシュ以外でリンプインするプレイヤーはポケットかAKを持っている可能性が高いので気を付けましょう。

 

チェックコールを多用する

コーリングステーション と呼ばれるフィッシュに良くあるプレイですが、 ルーズアグレッシブ や ブラフ を頻繁に行う相手と対戦している場合は、上手い人でも チェックコール を多用するケースがあります。 チェックコール =フィッシュではなく、どんな相手に チェックコールし ているのかをちゃんと確認してから判断しましょう

 

フィッシュとは言い切れない特徴3つ
  • プリフロップ参加率が高すぎる
  • リンプインする
  • チェックコールを多用する

これらの特徴はフィッシュ以外でも行う可能性があるので、そのプレイを見たからと言ってフィッシュと決めつけるのは危険です。

 

フィッシュの見つけ方

テーブルに着く前に相手のプレイを数ゲーム観察してフィッシュのプレイを見つけたら、即座にそのテーブルに参加すべきです。しかし、そのようなテーブルがあれば、すぐに席が埋まってしまい観察する時間がありません…。

フィッシュが来るのを待つ

フィッシュがいるテーブルはすぐに埋まるため、フィッシュがいつ来ても良いようにテーブルについておくことが、フィッシュを捕まえるための基本になります。とはいえフィッシュと戦うのを待っている間にチップを減らしては元も子もありません。上手いプレイヤーがいたら、すぐにテーブルを離れた方が良いです。また、自分と同じぐらいのスキルを持ったプレイヤーであれば、大きなポットにならないようにプレイしましょう。フィッシュからチップを奪うことが目的であることを忘れないでください。

 

カジノはフィッシュだらけ

フィッシュを待つと書きましたが、カジノにはフィッシュだらけで、どこのカジノもフィッシュばかりです。観光客がポーカーに参加してくれるので、簡単にチップを増やすことが出来ます。ただし、大きなトーナメントが開催されている時期は気を付けましょう。プロが空いた時間で リングゲーム にも参加するので、始めたばかりのプレイヤーでは太刀打ちできません。

 

フィッシュを食うのはシャーク

フィッシュを食うプレイヤーのことをシャーク(サメ)と呼びます。フィッシュがいるテーブルに参加しても全員がフィッシュとは限りません。シャーク同士で食い合わないように、相手がシャークなら中途半端なハンドで大きなポットにならないように気を付けてプレイしましょう。

フィッシュのまとめ
  • 期待値が計算できていない
  • 弱いハンドでコールし過ぎる
  • 不利なボードでも勝とうとする
  • 相手の強いアクションを信用しない
  • ミニマムレイズをする

これらの特徴を見つけたらフィッシュと考えて良いでしょう。シャークと大きな対決を避けながら、フィッシュからチップを奪いましょう。

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