ポーカーの基本戦略を覚えて脱初心者

ポーカーにはいくらベットすべきなのか、降りた方が良いのかなど戦略の基本があります。基本戦略を覚えなければ応用することも出来ないので、まずはこの記事に書かれていることが出来るようになりましょう。基本戦略が出来るようになれば初心者同士のゲームで負けることはありません。

戦略の基本

もし2人のプレイヤーが戦略を一切考えず毎回全てのチップを賭けると勝率は限りなく50%に近づきます。勝敗は全て運で決まり、レーキと呼ばれる手数料分だけカジノに取られて、緩やかに資産が減少します。

ポーカーでチップを増やすためには、自分が有利な時に賭け金を大きくして、不利な時には賭け金を少なくすることが非常に大事です

ポーカーでチップを増やすために大事なこと
  1. どうしたら有利な状況になるかを考えること
  2. 有利な状況を作ること
  3. 現状が有利な状況かどうか判断すること

勝率はカードの運で決まるのでコントロールすることは不可能です。ポーカーで唯一コントロール出来るのは、自分のアクションだけです。

 

プリフロップの基本戦略

有利な状況を作るためには、プリフロップで強いハンドが来るまで待つことが大事です。

プリフロップの参加ハンド

プリフロップでは参加するハンドを選びます。なぜなら強いハンドの時に、賭け金が大きなゲームをプレイすべきだからです。そのため、ハンドが弱い時にはチップを失う前にプリフロップで降りましょう。

有利な状況を作るために
  • 弱いハンドの時の損失を抑える
  • 強いハンドの時に大きく賭ける

弱いハンドで勝つこともありますし、強いハンドで負けることはあります。しかし、目の前の勝ち負けに左右されずに有利な状況で大きく賭けることを徹底しましょう。

 

どれほどの強さのハンドで戦うかは対戦人数に合わせて変えます。1対1であればハンドレンジ上位50%の手であれば戦うことは出来ます。しかし人数が増えるにつれて、参加するハンドレンジは絞らなければいけません。なぜなら、何人で戦おうともチップを手に入れることが出来るのは1人だけだからです。

6人で戦う場合はハンドレンジ上位10%~15%。10人で戦う場合はハンドレンジ上位5%~10%で戦いましょう。ポーカーは降りるゲームと言っても過言ではありません。勝てる時に大きく賭けて、そうでない時は出来る限り支出を減らすようにプレイしましょう。

 

ハンドレンジ表

以下の画像はハンドレンジ表でポーカーで良く使われるので、見方を覚えておきましょう。表の上部と左部で2枚のカードの組み合わせを表しています。2枚のカードが同じ場合はポケットペアで勝率は高めです。ポケットペアの斜めのラインを挟んで、右上がスーテッド(マークが同じ)の勝率が表示されていて、ポケットペアの斜めのラインの左下がオフスート(マークが違う)の勝率が表示されています。フラッシュが出来やすいので、スーテッドはオフスートよりも勝率が2~3%高いです。

ポーカーのハンドレンジ、スーテッドは2枚のカードでマークが一緒。オフスートはマークが違う

ハンドレンジで覚えておくこと
  • ハンドレンジ上位2%:赤塗りのJJ+(Jのポケット以上のポケット)
  • ハンドレンジ上位5%:オレンジ塗りの99+,AJs+,KQs,AKo(AJのスーテッド以上、KQのスーテッド、AKのオフスート)
  • ハンドレンジ上位10%:緑塗りの77+,A9s+,KTs+,QJs,AJo+,KQo
  • ハンドレンジ上位15%:青塗りの66+,A5s+,K9s+,Q9s+,ATo+,KJo+

 

プリフロップでのレイズ

プリフロップで強い手が来て、あなたの番までに誰も参加している人がいなければ BB の2倍から3倍の額にレイズしましょう。ただし、弱いハンドでもコールしてくれる初心者が沢山いるならば、もっと大きな額でも良いです。

プリフロップでレイズする目的
  • 参加人数を減らす
  • 自分が強いハンドを持っていることを理解してもらう
  • ポットを大きくする

参加人数を減らす

プリフロップで参加人数を減らしておかないと、フロップ以降でポットを大きくすることが難しくなります。なぜなら、参加人数が多いと、フロップでワンペアは勿論、ツーペアでも自分が有利かどうか判断できないからです。そのため、プリフロップで参加人数は自分を含めて2人にすることが理想的です。最悪3人まで、4人以上残った場合はフロップ以降でベットするのは控えた方が良いでしょう。

 

自分のハンドが強いことを理解してもらう

レイズは、あなたが強いハンドを持っていることを皆に認識してもらうためです。プリフロップで コール するのは「あなたのハンドは弱い」と言っているのと同じです。初心者が良くやるミスは、勝てる見込みがないのに コール して場に出てくるカードに期待することです。ポーカーは相手を フォールド させることが出来れば強さは関係ありません。相手を フォールド させやすくするために、あなたのハンドが強いというイメージを持ってもらいましょう。

 

ポットを大きくする

ポーカーでいくらベットするかは、現在の ポット がいくらかを基準にして計算されます。100ドルのポットを獲得する権利を1ドル払えば手に入るのであれば、多くのプレイヤーが参加するでしょう。この時に必要な勝率は約1%です。

しかし、100ドルのポットを獲得する権利が10,000ドルかかるのであれば、相手も同額のチップを出すので必要な勝率は約50%です。そのため、逸脱した金額をベットすると皆が参加する、もしくは誰も参加しないということになります。そのため自分が勝つことが明確になってからポットを大きくしようと思っても、手に入るチップの量に限界があります。

なので、有利であるハンドを持っている段階からポットを大きくする必要があるのです。

 

あなた以外の人がレイズしたら

もしリレイズされた場合、もしくはあなたの前に既にレイズしている人がいる場合は、あなたのハンドがハンドレンジの上位2%~5%である場合、リレイズしましょう。それ以外はフォールドします。相手には自分より強いハンドが入っているかもしれないので、自分がそれ以上に強いハンドを持っていない場合は素直に降りた方が良いです。

 

プリフロップ基本戦略のまとめ
  • ハンドレンジは絞る
  • 参加する時はレイズする
  • 他人がレイズしたら、相当強いハンドでない限りフォールドする

 

フロップの基本戦略

フロップでは、相手よりもあなたのハンドが強いと思えばベットしましょう。フロップ以降のベット額は ポットサイズ を基準に決めます。ベットする金額は ポット の50%~100%を賭けましょう。

ただし、現状あなたの方が強かったとしても、危険なボードでベットするのは控えた方が良いです。

危険なボード

まずはフロップで危険なボードを理解しましょう。フロップにはドライボードとウェットボードに分けることが出来ます。

ウェットボード

ウェットボードとはストレート以上の役が完成している可能性のあるボードのことです。

ウェットボードの例
トランプでダイアのエーストランプでダイアのクイーントランプでダイアの10

JとKを持っていたらストレートの完成ですし、ダイヤを2枚持っていたらフラッシュの完成です。ウェットボードはブラフがしやすくポットが大きくなりがちです。JもしくはKを持っているか、ダイヤを1枚持っていれば現状は強い役が完成していなくてもセミブラフも出来ます。
ブラフについてはポーカーでブラフを成功させるには!で解説しています。

ウェットボードが危険な理由
  • 既に大きく負けているかもしれない
  • セミブラフする人が多い

また2枚のカードの数字が近かったり、同じマークのカードが2枚ある場合は、現状は強い役が完成していませんが、将来ストレートやフラッシュなどの強い役が完成する可能性があります。ウェットボードではベットを抑えないと、想定している以上な大きなゲームになる可能性があります。ワンペアやツーペアで大きなゲームにしないよう、危なそうだと思ったら早めに降りた方が被害が少なく済みます。もちろん、あなたがストレートやフラッシュを完成させていたら、積極的にベットしましょう。ただし、ストレートの場合は、フラッシュがいないかどうか最新の注意を払う必要があります。

 

ドライボード

ドライボードとはストレートやフラッシュなどの強い役が完成していないボードのことです。ドライボードであればワンペアやツーペアでも十分に戦うことが出来ます。

ドライボードの例
トランプでスペードのエーストランプでハートの9トランプでクラブの4

ドライボードとはストレートやフラッシュなど強い役が完成しないボードのことです。このようなボードの場合はセミブラフでポットを大きくする人が少ないので、あなたに強い手が入っている場合は積極的にベットしましょう。

 

フロップの基本戦略のまとめ
  • あなたのハンドが強い場合、ポットの50%~100%をベットする
  • ウェットボードでは、大きく負けている可能性もある上に、セミブラフをする人が多いので、ベットは控えた方が良い

 

ターンはどうする?

相手がターンまでにレイズをしていなければ、主導権は引き続きあなたにあります。ボードがウェットにならない限りは、引き続きベットしても良いでしょう。

相手がリレイズしないということは、相手は「自分のハンドは負けているかも」と思っているということです。あなたのハンドが相手よりも強いのであれば、リバーで逆転するかもしれないカードを見るために代償を払わせるべきです。引き続きベットしましょう。

 

リバーはどうする?

ナッツでない限りは大きなベットは控えましょう。相手からチップが大量に出てくるときは、あなたが負けている時です。逆にあなたがナッツを持っている時は必ずベットしましょう。

「勝ってるとは思うけどベットしてリレイズされたら嫌だな」と思うならチェックした方が良いです。

 

ポーカーの基本戦略のまとめ

最後にこの記事のおさらいです。初心者にとっては覚えなければいけないことが沢山あるかもしれませんが、それぞれの状況で考えるべきことは少ないです。まずは基本戦略がスムーズに出来るようになりましょう。

ポーカーの基本戦略
  1. プリフロップは6人戦であればハンドレンジ上位10%~20%、10人戦であれば5%~10%で参加する
  2. プリフロップで既に誰かがベットしていたらハンドレンジ上位2%~5%で参加する
  3. 参加する時は必ずベット(レイズリレイズ)する
  4. フロップはウェットボードでなく、自分が勝ってると思えば積極的にベットする
  5. フロップ以降のベット金額はポットの50%~100%
  6. ターンはボードがウェットにならない限りは引き続きベットする
  7. リバーは自分がナッツでない限りは大きく賭けない
  8. リレイズされたくないなら、そもそもベットしない
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